「日本版SOX法」とは、俗称であり実際は証券取引法の抜本改正である、「金融商品取引法」の一部規定がこれに該当する。
この法改正は、相次ぐ会計不祥事や企業コンプライアンスの不正・欠如を防止すべく、米国のサーベンス・オクスリー法(SOX法)をベースにしてるため、日本版SOX法またはJ-SOX法などと呼ばれている。
この改正により上場企業およびその連結子会社まで、会計監査精度の充実と企業の内部統制強化が求められている。
会計監査制度の充実と、企業の内部統制強化を目的としたこの法律は、2008年3月決算期からの施行が予定されており、つまり2007年4月以降の企業活動からが対象となる。
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